中川繁夫写文集

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<掲載写真は、2004.10.2 ヤギの会の稲刈り風景>
※2001年7月1日付の文書を掲載します

フリースクール概念図2

ポストキャピタリズムの考察から実践へ
ー新しい人間とその関係を探るー

研究の分野
 基本セオリー
<政治、経済、哲学、文学、芸術における人間の新しい在り方についての統合的基礎研究>
・政治、経済分析とケーススタディ&実践
・哲学、文学、芸術分析とケーススタディ&実践
・倫理、科学、芸術

学校(フリースクール)の三分野
 第一群<ジャーナリスト系、編集系、著述系、アドミニ系
 第二群<身体系、農業系、手工業系、コンピューター系
 第三群<文学・芸術系、思想・歴史系、政治・経済系、数学・地学系、天体・人体系
◎検証と実験の場から行動の場へ
 ・構造のパラダイム変換は実践から始まる
 ・構造をシームレスに変換していくこと
  キャピタリズムフレームの中での変換構造を
 ・生活体系ー衣食住と祝祭ーによる文化創造

工房の三分野
 1、農業系
 農産物・食糧生産と加工品、牧畜・食糧生産と加工品
 2、手工業系
 衣料生産及び加工、家具什器生活諸道具の生産
 3、コンピューター系
 知の体系化の生産(ゆっぱん、放送等)

生産事務局と流通事務局
<生活者共同組合>
組織は、NPO
三つのネットワーク
 ・協同組合のネットワーク
 ・生産者と消費者のネットワーク
 ・地域及び地域間のネットワーク



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<掲載写真は、収穫祭、知恩寺境内 2004.11.21>
※2001年8月20日付の文書を掲載します


フリースクールの基本概念
ー新しい人間社会の構造を考えるー


三つの部門
◎総合文化研究会
◎フリースクール部門
◎工房部門ー生産者共同組合へー

◎総合文化研究会
 文化を見る視点として求められるのは、総合的な観点をもって、いかにして現状の発想から自由に構想できるかが課題である。
 その意味で総合文化研究会における研究の分野においては、誠二・経済の論点から思想・歴史・文学及び芸術の論点まで、総合的な視点で論じられる人が求められている。
 そこには人間存在の根源に迫るような、感覚的及び論理的な総合指針といったものが立ち現れてくる可能性がある。
 総合文化研究会では、そのような観点から総合カリキュラムが提供できるような研究を行う。

◎フリースクール部門
 フリースクール部門は、総合文化研究会の総合指針を実践していくメンバー育成の教育現場である。ここでは概念上3分野におおまかな体系分けを行っている。ここでは各々の分野において、実践活動を行うための理論及びノウハウを学ぶことで、パラダイム変換を試みていく。
 第1群は論述を主体としてアクティブに外枠を構築していくためのカリキュラムである。
 第2群は技術を主体としてアクティブに生産の現場を構築していくためのカリキュラムである。
 第3群は研究を主体としてアクティブに人間存在の根源を探るためのカリキュラムである。
 フリースクール学生は第1群から第3群までを総合的に学びながら、各々の自立した考えにより自分の生きるべき方法を選ぶ。個人の生涯においては、概念的に分割されたジャンルを相互に横断しながら、生活の体系をみずから構築していく。個人は各々に生産の現場を体験する。

◎工房部門ー生活者共同組合へー
 個人がフリースクールの課程を経過していくなかで工房を形成する。工房は生産の在り方と流通の在り方を、既存のシステムから新しい関係へ変更していくものである。
 工房では生産を行う。
 また総合文化研究会において及びフリースクール部門において研究を重ねる結果、現在の世界的潮流である世界均一化の波(グローバル化)を推進するメンバーとしても担っていく。
 工房は、そのグローバル化のなかで研究開発される先端科学技術の成果を享受しながら応用展開を行うものである。
 第一段階として工房のリーダーはその道の専門家によって主宰される。フリースクール学生は工房に所属することにより、生産の現場を体験していく。プロフェッショナルに至る過程である。おおむね5年程度の時間が必要であると想定している。
 第二段階としてフリースクール学生の卒業生ネットワークから、工房の主宰者が出現していく過程である。現在に存在する様々な機関とネットワークを組みながら、社会的存在として形成されてくる。フリースクールが認知され、社会のなかでの渦を起こしていく。この渦はこれまでとは違った人間存在を形成しているというカリスマ的認知を必要とする。
 第三段階として生活者協同組合が組成される。この形態は現時点での発想であり、フリースクールの活動が活性化されていく過程で、その構成員により修正が加えられていくものである。この第三段階までの過程おおむね20年から30年の波と考える。





 

 

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<掲載写真は、2004.10.2 ヤギの会の稲刈り風景>
※2001年7月1日付の文書を掲載します

「フリースクール京都」の設立について

●設立趣旨

 21世紀にはいった今、地球上のあらゆる場所で、学問上のあらゆる分野で、生産と生活現場のあらゆる領域で、既存のシステムや考え方では解決できない状態が顕著になってきています。
 このことは、地球レベルで見るところの世界観と世界の構造(国家と国家関係の有り様)、個々の人間の在り方と世界経済システムの変化が急激に訪れていることの証しであるように見受けられます。
 この変化に対して、現代の教育と研究の分野においては様々な問題点がクローズアップされています。また、各生産分野の専門領域においては人間不在とも言える商品開発研究も活性化しています。
 私たちは「現代」というグロ^バル化する世界の構図に対して、生産の分野や流通経済の分野において、個々の人間としての希望の実現と幸福を追求する観点から様々に立ち現れる新旧の制度に対して根本的に対処することが必要となっています。
 そして、これらのことを具体的に実現しうるためには、今ある価値観と意味を組み替えるべく、新しい思想の体系を模索し、新しい世界観を構築できる個人および個人ネットワークが必要となっています。
 今後、私たちが具体的に成すべき現代の様々な問題を考え解決していくために、自由に発想し世界変革の具体的な方法を取得する場の創造が必要となっています。これは思想の領域から生産と流通の領域までを含む一体化した新しいシステムが必要となっていると思います。
 私たちは、そこに言葉の再定義と実践の真偽からはじめ、個々の事象の意味するものを組み替え、新しく創造して私たちの前に現れてくるようにしなくてはなりません。

 「フリースクール京都」では多種のカリキュラムの領域を個人として横断できるように、参加するひとり一人の個性にあわせて組み合わせることで、多様化する世界の様々な問題を解決できる能力を開発します。そのための保証の場としてワークショップを開催し、未来に対処できる人材を育てる場を設立します。




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<掲載写真は、収穫祭、知恩寺境内 2004.11.21>
※2001年7月30日付の文章を掲載します。

「フリースクール京都」設立準備チャートと将来像
●スケジュール
第一期5年間をフリースクール運動中心に考える。
 テーマ:人材養成プログラムの創造と自然工房の創造。

1、2001年10月~2002年3月、六か月間の計画
 ・月一回程度の研究会の開催
  開催場所:京都リサーチパーク、京都経済新聞社内
 ・研究会テーマ「フリースクール京都の実現とその可能性を探る」(仮題)
  ・構想に着手し共有する期間とする(基本構想案は中川が作成)
  ・基本構想を練るための研究会として設定する。
  ・第一回研究会のメンバーは、(名前略)五名。
  ・研究会のメインテーマを設定する。
  ・研究討議領域を設定する。
   討議課題例
   理念・将来像を議論するとともに、当面できることの範囲を策定する。
    開催場所、組織形態、運営資金調達、入学対象者、
    教育のレベル、カリキュラム開発の具体化、など。
 ・暫定事務局を設定する。
  学生レベル三名程度を事務スタッフとして構成する
 ・研究会メンバーにより暫定WSカリキュラムを策定する。
  暫定WSカリキュラムは2002年4月からの実施をめざす
  カリキュラムはコアスタッフのためのプログラムが望ましい

2、2002年4月~2003年3月、一年間の計画
 ・研究会を組織化する
  暫定事務局と月一回程度の研究会開催を継続する
 ・月二回程度のWSを開催する
  定員10名程度、講師は研究会メンバーとするが望ましい
  このWS参加者が運営組織のコアスタッフとして成熟することを想定する

  2002年4月 策定カリキュラムの中から月2回程度の実験WSの開催
  2002年4月 運営主体の策定、例・財団のセクション、NPOなど
  2002年11月 シンポジューム開催が可能かどうか
  2002年10月 季刊の冊子発行(年四回発行)が可能かどうか

3、・2003年4月~2003年9月(前期)
  ・2003年10月~2004年3月(後期)

  ・フリースクール京都の部分開講(準備次第で全面開講する)
    WSの開講(通年プログラムと短期プロジェクトの組み合わせ)
    理論とケーススタディを」中心に・・・・。
  学生は週一回、三コースを選択
  各週2講座が開講される
   ・フリージャーナリストコース ⇒ 総合的な見識開発
   ・政治・経済問題コース ⇒ 人間生活全般
   ・福祉・医療・人工知能問題コース ⇒ 人間の身体
   ・文学・文学評論コース ⇒ 人間の思想
   ・芸術・兵術評論コース ⇒ 人間の解放
   ・その他・・・・コース
   ・制作実習(農業・手工業・コンピューター) ⇒ 身体の満足

  ・2004年以降2030年まで
  ・フリースクール京都の全面開講
   ・1年~2年のカリキュラム
   ・共同作業(農地・その他の制作場所)の確保、運用、生産の開始
   ・共同作業場のネットワーク化
   ・知と力の結合


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<掲載写真は、夏祭り 知恩寺境内 2004.7.18>
※2001年7月30日付の文章を掲載します。

総合文化研究所構想案
5年間を講座運営中心に考える。

テーマ:人材養成プログラムと自然工房の創造
2002年4月~2007年3月

1、2001年10月~2002年3月の六か月間
 計画策定のための研究会の開催
 ・構想に着手し共有する期間とする(基本構想案は中川が作成)
 ・基本構想を練るための研究会として設定する。
 ・研究会メンバーの策定(3~5名程度)
 ・研究会メンバーは追って研究の分野を実現していくための実践者となる中堅研究者が望ましい。
 ・研究会のメインテーマを設定する。
  研究会テーマ例は「フリースクールの実現とその可能性」
 ・研究討議領域を設定する。
  討議課題例
  概念・将来像を議論するとともに、当面できることの範囲を策定する
  開催場所、組織形態、運営資金調達、入学対象者、教育のレベル、カリキュラム開発の具体化など

暫定事務局の設定
 ・将来のコアスタッフとなるべく人材3名程度をボランタリーにより事務スタッフとして構成する
 ・事務スタッフは、研究会運営の実務と事務局の維持運営をおこなう
  実務はNPO化事務手続きやカリキュラム構成の書面化等
 ・暫定ワークショップカリキュラムを策定し、2002年4月からの試行をめざす

カリキュラム
 ・暫定ワークショップカリキュラムは2002年4月からj実施
 ・カリキュラムはコアスタッフのためのプログラムが望ましい

2、2002年4月~2003年3月(初年度)

定例研究会を組織化し開催する
 ・研究会メンバーおよび暫定事務局メンバーにより構成する
 ・月一回程度の定例研究会を開催する

ワークショップを開催する
 ・月2回程度のワークショップ(以下WS)を開催する
 ・WSは定員10名程度で参加費は実費有料とする
 ・WS構成メンバーは講師、コアスタッフ、
  このWS参加者が運営組織のコアスタッフとして成熟することを想定する
 ・WSテーマは組織生成のための実際的なノウハウを中心に、
  共通理念を創造するためのものとする

講座を開講する
 ・受講対象は山荘に分ける
  (1)中学・高校生対象
  (2)学生及び新卒者
  (3)一般社会人&シニア層
 ・講座の開講は当面(2)(3)を対象としたものを実施する
 ・WSは通年プログラムと短期プログラムを設定する
 ・講座例
  フリージャーナリストコース⇒総合的な見識開発
  政経コース⇒人間生活全般
  福祉・医療・人工知能コース⇒人間の身体
  文学・評論コース⇒人間の思想
  芸術・評論コース⇒人間の解放
  制作実習コース⇒身体と知性の満足、
   農業講座、手工業講座(陶芸、木工家具)




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