京都で写真を学ぶなら
 <京都写真学校>


徒然にっき
2012.10.2~2013.3.18
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最近の出来事では、政治の世界、党首が変わった。
政治のことは、ブログでは触れないようにしています。
でも、まあ、なんていえばいいのか、だましですね。
ぼくなんか、もう年金生活だから、左うちわ。
なんて思っていたら、年金だって変動するんですね。

まあ、いいや、生活していけるから。
かって働いたおかげで、年金積立したから。
いま、三カ所から年金もらっています。
国家公務員共済、私学共済、厚生年金です。
フリーター諸君ぐらいの収入です。

内閣総理大臣は民主党の野田さん。
昨日、内閣改造で、メンバーが入れ替わった。
もう、どうでもいいけど、嘘つくの、やめてね。
恥ずかしいこと、しないでください。
嘘ついたあかん、これ子供でも知ってる。

なんか、こんな話題は空しいです。
だから、そっから逃げて、愛の話しとか。
愛と癒し、なんて内心、笑いながら、ですけど、
政治とか経済の話しをするより、癒されます。
なんとか、ならへんのかなぁ。

では、また。
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今年ぼくの年齢は66才。
もう老体だけど、最近の感覚では、まだ若い。
若いといっても、この先、知れてる。
なによりも、このままの健康を維持できるか。
いつ切れてもおかしくない年齢だと自覚します。

ここにこうして文章を書いている。
このことが突然できなくなるということが。
そういうことでいえば、いつも刹那です。
わかいころには、年老いの実感なんて知る由もなし。
年相応なんてゆうけど、それなりに老化が進んでいる。

健康保険は、三割負担だけど、行政が二割負担してくれる。
つまり、ぼくは、65歳をすぎて、収入が少ないから、減免処置。
なるべく医療費は使わないでおこうなんて思っているんですけど。
高い保険料払っているから、使わにゃ損損なんて思う。
年金収入の一割が健康保険料として払ってるかな?

こんな現実的な話をしても、生産性低いですね。
さりとて、理論、理屈なんて、もう御免こうむる。
感情、これは豊かにして、喜怒哀楽、感じたい。
生き方そのものが、変わってくるんですね。
つまり社会生活に生産活動に参加してないからか。
むつかしい話は、しないでおきましょう。

でわ、また。
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ノーベル賞の発表があって、京大の山中教授が受賞。
とっても喜ばしいことです。
昨夜から今日の朝は、この受賞ニュースでいっぱい。
ぼくなんかやと、大江健三郎さんの受賞が浮かびます。
でも、大江さんの名前、出てきませんねぇ。
ニュースのなかで川端康成でてきたけど、です。
まあ、それぞれ、放送意図があってのことでしょうかね。

すっかり秋。
さわやか、いいお天気、朝なんか肌寒い。
古いフィルム、ネガをスキャンしています。
釜ヶ崎のスキャンが終わって、いま、京都。
スキャンしてデジタル化して、アルバムにする。

フィルムからデジタルへ、です。
記録の方法が、媒体が、変わっていきます。
発表の方法も、変わってくる筈です。
ギャラリーで展示から、ネット上で展示へ。
発表媒体の枠が拡がるってわけですね。
これからも、ハード環境はまだまだ変化しますね。

テレビモニターが、薄型になって、廉価になる。
額装のプリントから、デジタルデータ表示へ。
写真のギャラリーは、展示する方法が変わる。
展示内容を支えるハード環境が変わる、が正解。
あたらしい時代がきて、新しい表現方法も来ます。
まあ、欲望を満たす道具として、昔の比ではないですね。
この内容は、また。
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2012.10.19
岩波講座「哲学」を少しずつゴミに出しています。
1968年から配本された全18冊。
ぼくの手元にあった岩波講座の最後です。
日本歴史、文学、それにこの哲学です。
まあ、もう、ぼくは哲学はいらない。
そんな感じですね。

だんだんと学問の成果とか、受けてるけれど。
いまさら、学問なんて、いらないと思ってる。
ただし、感覚的には、研ぎ澄ましておきたい。
といいながら、感覚だって鈍ってくるってもんだ。
いやいや、多感な頃に受けた感性が、そのままだ。
だから、時代が変われば、感性もかわる。

考え方とか、構想力とか、想像力とか。
これらだって、その時代の空気みたいな感受性。
そっから生じてくるんだ、としたら。
やっぱり、年代が変わると、これも変わる。
そう思うと、老体は、いまの若い人とは、ちがう。
いつも、若い世代の感性が、中心です。

もう30年とか50年とか、年齢の差。
一世代15年区切りだとすると、です。
そうすると、二世代、三世代、違うことになる。
つまり、理解しあえない、感性の交換ができない。
本当か嘘か知らないけれど、ぼくは信じない。
信じないけれど、本当のような気がする。
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寒くなってきて、ストーブ入れだしました。
ぼくの部屋には、灯油ストーブ。
灯油の値段が上がって、㍑95円とか。
ひところは、電気よりガスより灯油が安い、と。
どうなんでしょう、いまなら、ガスが安かったり。
必要経費だから、しかたないけど。

電気の節約ということで、夏にトライした。
関西電力からクオカード1500円分送ってきた。
節電トライ、昨年比11%でした。
そういえば、昨年の夏は途中から節電モード。
昨年に節電したあとの節電だから。
昨年同月比5%ほど減でした。
6月が26%ほどの節電になっていたから全体で11%。

まあ、まあ、電気を使う生活になっている。
なんでも電気を使うようになってきている。
ひところの電気消費に抑えれば、いいのに。
便利な便利な電気、なんてほんとかな?
これから先、これでいいのか、と思う。
政治も含め、これでいいのかなぁ。
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まあ、無責任に生きよう、なんて。
だいたいここのタイトル、徒然にっき。
これがイージー否めない。
タイトルないのと同じですよね。
それと写真を貼り付ける。
写真もイージー極まりない。

文章書くのは、面倒です。
でも写真は、とってもイージーです。
撮って、パソコンに吸い上げて、保管。
選択して、処理して、保存しておきます。
ブログなんかに使うときはここから出す。
写真は、とってもイージーだ。

イージーさが売り物の写真。
だれでもカメラマン、写真家。
携帯、スマートフォーン、デジカメ。
高級一眼なんて、いらない。
コンパクトデジカメを使っているぼく。
今年は、写真集を12冊を作っています。

ますます写真を作ることが簡単になる。
そうなると苦労して作ることに意義がでてくる。
苦労して写真をつくる、手作り。
なんか、手間と価値は、相関関係になるのかも。
そういえば会席料理だって、そのようだ。
苦労して、時間をかけて、写真を作ろう、ですね。
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音楽、おんがく、さまざまな音楽ジャンルがあります。
ぼくは、クラシック派でしょうね。
表向き、公式には、クラシック音楽。
バッハ、モーツアルト、ベートーベン。
それに最近は、ヘンデル、ハイドンが加わった。
つまり西洋音楽の古典派の作曲した音楽。

小さいころから、ピアノとかに興味があった。
学科の中で、音楽は得意な科目でした。
中学ではブラスバンド、クラリネット。
中三のときには、パレードの指揮をしていた。
高校では、二年の時にブラスバンドを作った。
高校を卒業して十字屋に入社した。

音大へ行きたいと思っていて、ピアノを習った。
二年間、二十歳になるまで、ソナチネまで弾けた。
そうして、その後は文学へとすすんできました。
音楽は、ぐるっとまわってベートーベンに帰り着きます。
演歌も好きですね、日本の演歌、ぐっときます。
西洋音楽のほうは、ぐぐっとくることはないですけど。

かって買いためたCDから、パソコンに取りこんで聞きます。
宝塚メディア図書館にあるクラシックCDから、コピー。
畑由美子さんが所蔵されていたCDであります。
なにやかや、パソコンに取りこんで聴ける。
たまにオーディオで聴くと音響はやっぱり、いい。
でも、便利な時代になったものだ、パソコンです。
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もう30年以上も前のことになるんですね。
釜ヶ崎を取材していたころ、1980年前後。
いまも、稲垣さんとは懇意にしてもらっています。
今日、京都まで来てくれました。
デジタルビデオのSDカードからDVDデスクに転写。
ぼくは、初めての経験だけど、できました。

釜ヶ崎の職安、あいりん職安ですけど、就職斡旋しない。
そのことに対して、問題化しているのが稲垣さん。
その稲垣さんの闘志というか、継続の強さに敬服します。
いやはや、40年、釜ヶ崎でがんばっておられます。
炊き出し、もう40年も続けられているんです。
なかなか、できることじゃないですよ、ほんと。

そんな稲垣さん、昨日、いっしょに「ふえろう村塾」へ。
ふえろう村塾の代表はいま、三浦さん。
どうも昔釜ヶ崎で会っているようです。
ふえろう村塾。
養豚で、豚肉をつくって、販売しています。
それは経済の商売のことで、ほんとうは。

本当は、コミューン建設、仲間、共同体。
ぼくらの世代、その上の世代が、ある意味、理想とした。
それが、いま、ぼくの目の前に、現われ出てきたんです。
なんだか、縁というか。
別に関係ないといえば関係ないんですけど。
仲間っていっても、ぼくなんか、ちゃらんぽらんやし。

なにかしら、最近、昔がよみがえってきている感じ。
宝塚メディア図書館にしても、です。
この時代、人間の関係が粗末になっている時代。
それなのに、結ばれていく感じは、うれしいかぎる。
呼ばれたら行きます、呼ばれないところにはいきません。
これが処世術、ラッキーな処世術だと思えています。
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写真図書館がオープンしたのが1992年でした。
それから20年が経過しました。
やっぱり長い年月です、20年、ふた昔。
いま、宝塚メディア図書館という名称です。
NPO法人になってから10年少しが過ぎたところです。
南森町から中津、南港WTC、万博公園、そして宝塚。

なによりの功労者は、畑祥雄氏です。
ぼくが所有の写真集等と畑氏が所有の写真集&カタログ。
この二人の所有物を公開したのが、写真図書館。
それから、ぼくは写真の専門学校の副校長になりました。
これも畑氏のあっせんによって実現したものです。
良くも悪くも、ぼくはその世界へ本職として踏み出した。

いま、宝塚メディア図書館へ来ています。
この7月中旬から毎週金曜日に来ています。
今年度いっぱいは、来てみようと思っています。
いろいろなころがあったから、思い出します。
この思い出すこと自体が、ナマしいこともあるから。
良し悪し、いろいろ、思うところです。

IMI、インターメディウム研究所、いまや昔のこと。
そこを最後に、退職してから早10年が経った。
大石氏と先ほど顔を合わせました。
OICP写真学校の校長さん、スタジオの経営者でした。
ぼくの年齢がただいま66才、大石氏は少し上、畑氏は少し下。
いずれも、還暦過ぎた年代です、この先は、いかに。