中川シゲオ写文集

中川シゲオの写真と文章、フィクションとノンフィクション、物語と日記、そういうところです。

2018年11月

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季刊むくむく通信第13号
2007年春号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2007年5月1日発行 2008.3.11修正

新しい生活スタイルの情報を集めて紹介・批評などをおこなっていきます
生活情報・アート情報・写真情報・文学情報・農業情報・その他諸々

目次
むくむくの話題
記事1 京都写真学校の話題
記事2 枝垂桜の写真集
記事3 桜の写真評論
記事4 京都地域文化研究<神域>
記事5 山の生活その後

☆むくむくの話題☆


 
 
京都/平野神社の枝垂桜 2007.4.14 nakagawa shigeo

むくむく通信社グループがWEB上にて設立されて丸三年が経とうとしています。ひとえに主宰者の主観に基づいて運営されている枠組みなので、広がりがない、と反省しているところです。ホームページ、ブログを中心に情報発信をしていますが、閲覧はかなりありますが、反応が少なくて、主宰者自身、これでいいのかどうかと、悩んでいるところです。

コミュニケーション・ツールとして、インターネットが現れてからもう10年、まだ10年、急速に変化していくその使い方、写真や映像のアップロードも簡便になり、ブログからソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への移行で、バーチャルではあるけれど、人と人との交流も活発になってきていると思います。

コミュニケーションの方法が大きく変化してきている現状に、かってあった通信社機能をどのように生成させるのか、というのが課題としてあるわけですが、インターネットというのは、もっともっと個人ツールに徹するべきかとも思うこのごろです。

商業資本により大きな情報ネットワークに対抗させる意味で、そうではない小さな情報ネットワークを試みだして、それが現在のむくむく通信社グループを生み出したのでしたが、組織であるような個人であるような中途半端さが、じつは曖昧にしているように思えていて、構造の組みなおしも必要なのかな、と考えています。

この季刊むくむく通信も13号目、発刊から三年を経過して、いったんは休刊を考えましたけれど、もうしばらく続けながら、そのあり方自体を考えていこうと思っているところです。
nakagawa shigeo 2007.4.13


記事1 
京都写真学校の話題

写真作家をめざす人を対象に、少人数制、個別対応で開校している京都写真学校です。
京都写真学校も、通学制の写真ワークショップ京都が三年目を迎えました。
今年の入学式は4月8日(日)、開校場所のギャラリー・DOTにて行われました。


   
 
写真ワークショップ京都綜合ゼミコース 入学記念写真 2007.4.8 ギャラリー・DOT

写真ワークショップ京都のコンセプトは、写真作家養成です。カメラを使った自分表現の方法を模索するカリキュラムです。1年間のプログラムは、技術習得と自分のテーマの策定です。主宰者は、フォトハウス京都とギャラリー・DOTの共催です。少人数制で個別対応で、通信と通学を組み合わせて履修します。

三年目となる写真ワークショップ京都です。カリキュラムも試行錯誤をくりかえして、だいたいの形が出来上がってきたところです。いつも思うことは、中味をどうするかです。参加される人の意欲に左右されるので、成り行き任せという側面もあるし、学校運営者として参加者に満足してほしいとの気持ちもあるし、とはいえ、ともあれ三年目の京都写真学校です。

 記事2 
枝垂桜の写真

  
  
枝垂桜2007.4 photo by sigeo nakagawa

記事3 
桜の写真評論

桜を撮りだして四年目になります。毎年3月下旬から4月中旬にかけて、主には京都は平野神社を中心に撮影しています。桜をめぐる話は、複雑怪奇で、様々な論点があると思います。日本文化の歴史の中での桜という花の存在。人の心と共感する桜という花の存在。最近のぼくは、桜を、<情>の典型という側面でとらえています。

<情>とゆうのは感じるもの、感情です。人が感じる感じ方には、ぱっと広がる開放感イメージがあります。桜の花を、そうゆうイメージでぼくはとらえだしています。生きることはエロス、感じることはカロス。生きて感じることは、エロスとカロス。そうゆうイメージを桜でもって表出できないものかと模索しているようです。2007.4.15 nakagawa shigeo


記事4 
京都地域文化研究<神域>

京都といえば社寺仏閣が多い場所です。平安京造営から1200年の歴史を持つ京都です。特に日本文化の中心として、われらの基底としての精神風土を作ってきた現場だと考えています。文化の領域を大きく二つに分けると、芸術と宗教です。政治経済の仕組みは、おおむね心の領域を排除した仕組みです。人間の営み全体をとらえていく視点として、政治経済領域と共にある心の領域を、どのようにとらえなおしていくのか、がぼくの大きなテーマです。

現在、ぼくは、宗教を司る区域を三つに区分しています。神社、寺院、それと庶民信仰のトポスです。神社は天皇につながることが多いトポスです。寺院は仏道のトポスです。それに庶民信仰のトポスがあります。昨年秋ごろから、ぼくはこの区分にしたがって、神社と庶民信仰の領域をたびたび訪れて写真を撮っています。写真は芸術活動の一環だと思っています。心の様々な問題が巷にて語られる昨今です。そのトポスとして神社境内を<神域>と名称して、写真イメージでとらえようとの試みです。

ここにあげた四つのトポスは、いずれも千年以上の歴史を持つ京都北部に位置するトポスです。神が祀られる<神域>です。上賀茂神社、下鴨神社、今宮神社、平野神社です。そのほかにもぼくの取材ポイントがあります。これらはいわば入り口です。心の襞にまで入っていければいいなと思っているところです。
2007.5.16 shigeo nakagawa

記事5 山の生活その後

昨年の夏に、三年間のルーラルライフを<山の生活物語>として写真集にまとめました。その後においても月に二回程度、山の家へいっています。山の家といっても住宅地で、山岳にある山の家ではないのですけど、山の生活という呼び名は、その当時、ソローの<森の生活>になぞらえて、そう呼び出したのでした。
   
最近のぼくは、かなりアーバンライフな毎日を過ごしているんですが、この五年間、田舎暮らしを考えてきたところです。このむくむく通信社のコンセプトも、田舎暮らしを推奨する方向です。でも、まあ、どうなることやら、なんて思っているところです。

編集後記
ようやくこの号を書き上げたかなと思うところです。ぼくの行動パターンがかなり変わってきて、最近は毎日のように写真を撮っています。いわば作家生活の方へと移行してきているんです。そんなことで、この号の発行が遅れてしまったわけです。ちょっと方向転換して、継続か否かをも考えながら、内容を考えたいと思っています。2007.5.15 nakagawa shigeo




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季刊むくむく通信第12号
2007年冬号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2007年2月1日発行 2008.3.11修正

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目次
むくむくの話題
記事1 紫野ほのぼの日曜・朝市
記事2 写真ワークショップ京都
記事3 まるエコ塾
記事4 京都農塾
記事5 食と農のネットワーク
むくむく評論

☆むくむくの話題☆

☆むくむく通信社グループの編成について

☆むくむく通信社を作ってまもなく3年を経過します。昨年夏頃から、リニューアルのため、編成替えを考えてきて、むくむく通信社を前面に立てようと思って、むくむく通信社グループとしました。
もとは綜合文化研究所がベースにありますが、これは理論的バックボーンとして、縮小することにしました。

☆この3年間には、ブログやソーシャルネットワークサービス(SNS)が、新しい潮流として活性化され、個人間の情報交換が行われていて、ホームページは静的なツールとなってきています。この三種のWEBメディアは、おおむね商業資本によって運営されていて、それにまんまと乗せられているというのが実情です。でも、これを否定して自らの情報を発信していくのは不可能だと思っています。

☆というのも、むくむく通信社の基本コンセプトには、生産と消費の直結、自給自足経済の成熟、といったスローガンを持っていて、商業主義とは無縁でありたいと思っているのです。このHPは、ヤフーさんに料金を支払って商用広告はいっさい無しです。無料で提供されるサイトは、ことごとく商用目的ですから、このHPにグループの各サイトを作る必要があると思っています。

☆この季刊むくむく通信も12号です。期間中の出来事を残していく目的で、以後も続けていこうと思っています。取り残された老人のたわごとにしか過ぎないとしても、主宰者の生きられた証として、なにより自己満足として、あってもいいのではないかと思う次第です。
 
2007.1.20 nakagawa shigeo

<ネットワーク>
記事1 
紫野ほのぼの日曜・朝市

ここは京都、紫式部通りで開催されている日曜朝市です。
京都市内の北、北大路は大徳寺の前の通りを南に下がったところで、2006年夏から毎週日曜日の午前中に開催されています。NPO京都自給ネットワークが主宰し、農産物は京都有機の会が現地(亀岡&園部)から、農産物他を販売しています。
市中にて開催される日曜朝市は珍しいです。新しい形の生産者と消費者を結ぶ方式だと思います。
次のステップでいえば、生産者と消費者のルートだけにとどまらず、地域の人が生産に携わる関係が作られていくことだと考えます。
京都有機の会は、京都農塾を運営しているし、陶器の店の岩根さんは陶芸教室を主宰されているし、それぞれの出展者の背後にある生産への参加、それへのきっかけとしての朝市。そのように発展的にとらえるのがいいと思います。


            
                     
紫野ほのぼの日曜・朝市 2007.1.14
            

都市の近郊にて開催される日曜朝市がめっきり増えてきて、農産品販売ルートとして、産地直売方式があります。産直だから廉価で良品だ、なんてことでもないように思える最近の日曜朝市です。
京都から車で一時間の範囲でいえば、朽木、大原、静原・・・。近郊農家の活性化策として、ブーム的に拡大してきている昨今です。


 <学校>
記事2 写真ワークショップ京都

     京都写真学校のホームページ

写真ワークショップ京都は、2004年10月から月1回写真セミナーを開催することから始まり、2005年4月には、京都写真学校の通学制の部として開校された写真作家養成講座です。
第二期目の後半にさしかかった2007年1月です。カメラの扱い方を習うことから始めて、この時期には個性ある写真が撮られるようになってきました。

     
               
写真ワークショップ京都 2006.11~2007.1
     
               
セミナーに出品された写真群
     
               
2006.12 フォトフォリオ制作実習

京都に写真学校を!とのコンセプトで開校された、少数個別対応の写真ワークショップ京都です。主宰はギャラリー・DOTとフォトハウス京都。約25年間のノウハウをもって、写真作家養成のカリキュラムを独自に開発しています。


記事3 まるエコ塾



まるエコ塾は、2005年12月から2006年3月までは滋賀県大津市において開塾されましたが、2006年9月からは、滋賀県/安土町にて開塾されています。
滋賀県が推進する<湖国まるごとエコミュージアム>プロジェクトの一部として発足した「まるエコ塾」ですが、独立独歩で現在は、地域ジャーナリスト養成塾を開いています。


まるエコ塾では、いま、地域ジャーナリスト養成塾を開いています。
写真・映像と文章で記事を制作し、独自のWEB媒体を使って、発信していくためのトレーニングです。JR安土駅に近い場所にあるアートシーンの二階を教室にした寺子屋形式の塾です。塾生は地場の大学に通う学生・院生、近郊在住の主婦。まるエコ塾は、毎月第一と第三の木曜日の夕方から開塾されています。自分と自分の生活空間を、自ら取材して発信していける自立した自分を創るための<まるエコ塾>です。食料の自給、環境へのこだわり、まるエコ的な生き方。まだ始まったばかりの<まるエコ塾>ですが、未来への希望は大きいです。



<生産>
記事4 京都農塾

    
京都農塾は、京都府南丹市園部にて開塾されている農学校です。

2003年から開塾された京都農塾も、2007年1月現在、丸4年が過ぎようとしています。環境にやさしい食をつくる。自分の食べるものを自分でつくる。米や野菜を、有機肥料による無農薬栽培のノウハウを勉強しながら共同で農作業をする集団です。


自給自足って掛け声はできるでれど、実際にやりだすとなるとその困難さに直面します。でも、何もやらないより、少しでもやりだす。そんなときにグループに参加して、現場に入っていくというのが一つの選択肢だと思います。
現場に立ってみると、地球環境のことや、エコロジーのとらえかたなどが、うっすらでも分ってくるように思います。
なにより、自分の身体を使って、農業体験をするわけですから、実践の第一歩だといえます。

入塾希望の方は、問い合わせられるといいと思います。



<発信>
記事5 食と農のネットワーク

食べ物を自給していくネットワーク、生産者と消費者という区分を解消していくためのネットワーク。つまり生産者と消費者が一体をめざす個人のネットワーク。この人と人のネットワーク必要だと考えています。

  
 
撮影場所:紫野ほのぼの日曜・朝市 2.007.1
  

むくむく評論

世界は相変わらずキナ臭い話題で満ち溢れています。なにより世界が戦争状態にあることが、心痛むことです。いま、ぼく達の生活周辺を見回してみて、戦争状態のかけらも意識しないことがあります。でも、考えてみると、アメリカを中心としたイラク攻略作戦は、日本も参戦しているところだし、防衛庁から防衛省への昇格というのも、より軍備と参戦を公然化させることに繋がっていくことだと判断しています。

むくむく通信社の主張と提案は、大きくはこの戦争への道をストップさせることにあります。現実を見て、戦争はだめだということは言えます。で、戦争推進派、容認派は、現実を見よ、といいます。現実に起こっている戦争、これから起こるかも知れない戦争に対して、具体的にどう対処するのか。そのためにはどうすればよいのか。つまり現実を容認して、それへの対処療法を、軍備増強という手段でおこなうというのでしょう。俗にグローバル化といいますが、アメリカを中心とした世界一極構造を作り上げていく道筋にある現在です。政治と経済が一体のものとして、グローバル化を進めていくというのが、世界の権力の流れです。

ぼくは、この流れには反対なのです。ぼくたちの年代をまとめて団塊世代と括られて、なにかと話題になっている昨今です。ぼくたちが若かった頃に、学生運動に集約される反対運動に参列した人々が、その後体制に組み込まれて、いまの社会を、いまの生活様式を、いまの思想を作ってきた原動力だとすれば、いまこそ、若かった頃の自分を再検証し、その後の自分を再検証しなければいけないと、ぼくは考えているのです。

悠々自適なルーラルライフ、快適な老後を、なんてことを社会の表面にだして、商魂たくましく誘導する現状ですが、むくむく通信社が主張するルーラルライフとは、反対勢力としての生き方そのものの実践だと捉えています。戦争はだめ。理想論も現実論も含め、戦争はだめ。世界の軍備は即刻解除。この主張が現実離れしていると、対処療法主義者は言いますが、対処療法ではだめ。やはりこのように主張したいわけです。でも、そのように主張しても、じつは空しい気持ちしか生じてこないのも事実だから、ぼくはあえて触れずにいるわけです。

一人ひとりの胸元に、その対応方法があるわけで、戦争を破棄するための一人ひとりのあり方として、自給自足をスローガン化して、それに向けて自分の生活根拠をつくりあげていく。むくむく通信社の主張を要約すればこのようになるのです。この季刊むくむく通信の現場報告は、その具体的な実践現場からの報告だと思っているところです。

2007.2.10 nakagawa shigeo

☆編集後記☆
発行期日が過ぎてもまだ編集中の「季刊むくむく通信」です。三年間12号、まあ、ともあれ面目を保ったなぁと思っているところです。
この三年間で、WEB環境が大きく変わってきたと思います。そうゆうなかで、この季刊むくむく通信の果たす役割といえば、何かな?と考えてしまいます。2007.2.6 nakagawa shigeo


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季刊むくむく通信第11号

2006年秋号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2006年11月1日発行 2008.3.10修正

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生活情報・アート情報・写真情報・文学情報・農業情報・その他諸々

目次
むくむくの話題
記事1 中川せんせ新作案内
記事2 まるエコ塾の話題
記事3 通信と通学で学べる写真学校の話
記事4 むくむく通信社について
記事5 食と農園のネットワーク

  
お届けします、季刊むくむく通信第11号です。2006.11.1

むくむくの話題

今日は2006年10月19日、秋一段と深まって、もう朝晩が肌寒く感じる頃です。この前、寒いからといって早速ストーブを出してきて使ったと思ったら、翌日から少し暖かくなって、そのまま使っていない日々です。
この夏から秋にかけて、ぼくの方向が大きく変わってきたように思っています。外向けから内向けへと思いの向きが変わってきたといえるのかもしれません。この季刊むくむく通信も、この号は若干遅れて、ようやく今日、記事作成に着手しはじめたというところです。
もともと個人誌的色彩が強いこの通信です。ところが、あたかも中立的な立場を持とうとして、外向けの記事を、啓蒙的に作ってきたように思います。この中立的という位置に対して、ぼくの興味が揺らいできて、もっと個人的なことに興味が移ってきたのです。夏からこの類の文章が書けなくなってきて、まあ、気持ち的には興ざめといった感じで、躊躇しているところです。
いま、この通信を個人的なものとして捉え直して、ぼくの個人誌として、位置づけようと思っています。そう思うことで、季刊むくむく通信11号が編集できそうです。記事構成&内容を、ぼく個人に則したものにしていこうと思います。

 記事1 中川せんせ新作案内

2003年秋から2006年春までに撮られた写真と文章類を作品集としてまとめました。
発表媒体をWEBに限定して、ブログ等に日々発表してきた写真と文章です。


    
  
写真集 山の生活物語        写真集 むくむく日記

  評論集 自然・写真・文学評論

●山の生活物語は、自然の中に生活根拠を求めていく途中を、カメラで追った作品です。
●むくむく日記は、ブログにて発表してきた写真を280点、それに文章を織り交ぜて制作しました。
●評論集は、この間に書き綴ったエッセイ・小文をまとめたものです。
 
記事2 まるエコ塾の話題

2006年9月開塾のまるエコ塾です。今期から安土へ拠点を移しての開塾です。
今期の募集は、地域ジャーナリスト養成塾と名づけて、自分と地域をテーマに、情報発信をしていくことを学ぶ塾です。実質入塾者はゼロのままスタートとなりました。

滋賀県は知事選挙の結果、新しい知事が就任されたこともあり、まるエコ塾の母体でもある「びわこほっと」が10月現在、まだ具体的な動きがなされていません。
まるエコ塾は、もとから独立したもんとして組成してきた経緯もあり、独自の取り組みを始めたところです。先々のことはわからないとしても、安土に起こりつつある「あんどプロジェクト」にリンクする名目で、展開できればいいのではないかと思っています。

地域ジャーナリスト養成する塾という概念は、塾長を務めるぼくが生み出したものです。自分自身を見つめること、自分の生活空間を見つめること、その見つめる手段としてカメラとキーボードを使い、ネット上に発信していく。そのことを具体的にやっていこうとする塾です。主体は参加する塾生の一人ひとりです。

まるエコ塾の開塾場所が、都心部へではなくて田舎へ。そして見つめる世界が、大きな世界を見つめるではなくて自分自身へ、その方向は自然の方へ。このことが、個人を充実させていくことに繋がるということではないかと思っています。

記事3 通信と通学で学べる写真学校の話

開校2年を迎えた京都写真学校です。3年目となる2007年4月から、名称、カリキュラム内容などを作り直して、あらたに開校する機運が高まっています。
良否はともかく、この2年間やってきた枠組みから、やりたい人がディレクションして新しい枠組みにしていく。ぼくはこの考えを持っていて、このことが形骸化しないための手法だと思っています。
来年度の内容は、まだ未定部分が多いので、いま、ここには書きませんが、理想よりも現実を重視していくカリキュラム構成になると思います。

   
 
写真ワークショップ 2006.9.10 & 2006.10.15

いわゆる学校、それなりに採算があう学校、理想よりも現実に則した学校、まあ、ぼくのコンセプトが無効になる学校ですが、新しいディレクターの若さと采配に任せようと思っています。カリキュラムなどの詳細は、次号にて発表できると思います。この記事は2006.10.19現在です。

記事4 むくむく通信社について

むくむく通信社は、綜合文化研究所の趣旨に基づいて、2004年4月に設立しました。
WEB環境が進展してきて、個人が相互に情報を発信し、共有する時代であることを認識し、商業経済主義から距離を置いたところで、必要な情報を共有しようとの目論みでした。
むくむく通信社の発行媒体とアーカイブを紹介します。

<むくむく新聞>
ブログ形式の情報発信装置が主流になった昨今です。むくむく通信社の情報も、ブログを通じての情報発信をメインにして<むくむく新聞>を試みております。これは日々発行される新聞のWEB版で、記者はそれぞれのブログの主宰者です。

<季刊むくむく通信>
いまこの記事を書いている枠組みは、<季刊むくむく通信>です。四半期に一回の発行で、年四回の発行を試みています。2006.11現在の執筆者は主幹の中川です。主幹の視点により組まれる個人誌となっています。いわば個人発行のフリーペーパーです。これで良いわけがなくて、本来なら、複数の執筆者により、制作される代物だと考えています。

<むくむく叢書>
<むくむく叢書>は、WEB出版物です。単行本を想定した、WEB叢書です。現在のところは、主幹中川の批評を中心とした作品集をまとめています。

<むくむくギャラリー>
WEBにて写真を展示するスペースです。三つのギャラリーに五室ずつ、全部で15室のギャラリーです。第一ギャラリーは、農業生産の現場記録です。第二ギャラリーは、交流の現場を記録したものです。第三ギャラリーは、京都文化を考察するなかで組まれる写真展です。

<むくむく通信社アーカイブス>
ブログなどで発表した記事をストックしていきます。

記事5 食と農園のネットワーク

開塾4年目の京都農塾です。良質な食料を生産するグループとして、お米と野菜を栽培しています。参加する個人は、生産と消費を自分のものにしています。

農場の写真アーカイブスページ

編集後記
季刊むくむく通信の発行者である中川せんせ。ぼく自身のことですが、この夏ごろから方向が変わってきたようで、この編集が遅れてしまいました。今日は2006.11.14です。当初の予定では10月発行。遅れてしまって今日となりました。せめて三年間12号までは発行しないとあかんな~と思っているところです。
この季刊むくむく通信を発行している枠組みそのものへの興味といえばいいのでしょうか、外向けの状況情報発信よりも、ぼく自身の作品つくり、つまり作家志向が強まってきたのです。そんなわけで、思うにまかせない状態になっている昨今です。



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季刊むくむく通信第10号
2006年夏号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2006年7月20日発行 2008.3.10修正

新しい生活スタイルの情報を集めて紹介・批評などをおこなっていきます
生活情報・アート情報・写真情報・文学情報・農業情報・その他諸々

目次
むくむくの話題
記事1 京都農塾たより
記事2 まるエコ塾の話題
記事3 通信と通学で学べる写真学校の話
記事4 写真をめぐる評論
記事5 食と農園のネットワーク

  
お届けします、季刊むくむく通信第10号です。 2006.7.1

むくむくの話題

季刊むくむく通信第10号です。むくむく通信社の発足から2年が過ぎました。

むくむく通信社は、WEBにて情報を発信していく発足したもので、
むくむく新聞 を発行しています。この季刊むくむく通信は年4回、その間に起こったイベントや講座をまとめいます。その一環として、WEB出版物の刊行を想定していましたが、 むくむく叢書 を編集・発刊しはじめました。

むくむく通信社は、 
カフェ&プレス を主宰する綜合文化研究所の コンセプト を受けて創立されたものです。2年が経過するなかで、概容がまとまってきた感があります。日々の情報発信<むくむく新聞>、季刊情報評論誌<季刊むくむく通信>、<むくむくギャラリー> の運営、それにWEB刊行物<むくむく叢書>です。

インターネットを介在する情報発信が、従前の出版や放送やギャラリー機能を統合するメディアとして、クローズアップされています。なによりも個人と個人の双方向メディアとして、機能していくものです。そういった動向をふまえ、実験的に立ち上げているのが<むくむく通信社>です。主宰者の実感としては、今後どのようにして、いっそうパブリックなものとして機能していけるかが課題です。従前のメディアに価値を見る人が多いなかですが、新しいメディア創出に意義を見出す人が増えることを主眼において、次のステップは、共同していけるメンバーの育成だと思うところです。
   nakagawa shigeo 2006.5.24

記事1 京都農塾たより

京都農塾第四期/2006年春から夏へ

京都農塾は今年で開塾4年目になります。今年もまた、野菜栽培とお米の栽培をやっていきます。
丹波を中心に専業農家集まる「京都有機の会」とNPO京都自給ネットワークが主宰していた京都農塾でしたが、今年から主宰を「京都農塾」が行うことになりました。



主宰者が変わったとはいっても、年間スケジュールの中味が変わるわけではなく、有機栽培と無農薬によって野菜を作っていきます。
5月には、夏野菜の植え付け作業が行われています。トマト、茄子、とうがらしなどは苗植で、島おくらは種の直撒き、里芋、山の芋は、種芋植え付けです。
6月に入って、マルチネットを設置し、モロッコインゲン、滝野川ごぼう、きゅうり、ゴーヤなどを植え付けていきました。
田んぼ作業は、昨年まで手植えで行ってきましたが、今年は機械植えとなりました。機械が入らない部分だけ、手植えによりました。

一方で、オーナー制田んぼを、4名でやりだして2年目になります。こちらは減農薬栽培で、機械に頼ります。一般農家が米つくりをする方法で、お米を作っています。

作業日は毎月最初の土曜日を共同作業日とし、毎週土日を個人作業日となりました。これまで二週に一回の共同作業日を設けていましたが、収穫時期、特に夏場の時期には、毎日野菜が生長し、収穫時期のタイミングが合わないということが起こっていました。毎週を作業日にすることで、適宜収穫できることになります。

共同作業の共同均一分配という原則がなくなり、労働量に見合う分配方法に変化したのです。三年間の作業のなかで、個人の欲望が、見え隠れしてきたなぁ、と感じているところです。共同生産、均一分配という理想が、個人の欲望に負けてしまう現状に、運営の難しさを感じます。
 
記事2 まるエコ塾の話題

 
第二期<まるエコ塾>の開塾について

昨年12月から今年3月にかけて、滋賀県大津市にて<まるエコ塾>が開塾しましたが、第二期まるエコ塾は、滋賀県の安土町にて、9月から開塾することが決まっています。


安土は織田信長が安土城を造営した土地です。いま、地域活性化に取り組みだされる<あんどプロジェクト>との関連で、まるエコ塾の開塾場所を、安土に決めたのです。
地域ジャーナリスト養成をもくろむ塾が、他の塾に先行させて開塾させています。この<地域ジャーナリスト>の概念は、主宰者に名を連ねる<フォトハウス京都>の提案でもあります。
この考え方は、その地に生活を営む個人のありかたを提案しているなかで、自らを発信していく個人として、地域と自分のことを掘り下げて記録していく人を育成することにあります。
まるエコ塾は、その必要を感じて、具体的な塾の中味としたわけです。


記事3 通信と通学で学べる写真学校の話

 
あい写真学校&写真ワークショップ京都です


  

あい写真学校 が開校3年目、写真ワークショップ京都 が開校して2年目となりました。
今年から、運営母体を「京都写真学校」と改称し、その基に通信制「あい写真学校」と通学制「写真ワークショップ京都」を配置しました。写真ワークショップ京都の今年の入学者は6名です。もとより少人数制の個別指導を標榜した学校なので、目的にかなった内容での開校となったわけです。

   

写真ワークショップ京都では、写真教育の場として、いくつかの新しい手法を導入しています。その一つが、受講者一人ひとりの目的に合わせた個別指導という考え方です。
写真に興味を持って、受講される人の生活的バックグラウンドを加味し、受講される人の希望に合わせてカリキュラムをつくっていく、いわば人材養成プロジェクトです。

今年の受講生のなかに、プロ写真家として仕事をしたいと希望する人がいます。とはいえ気持ちは昂じていても、業界の知識がない。どうしたら写真でメシが食っていけるのか。など知らないことばかりです。

アドバイザーは4人です。アドバイザーに、たとえばコマーシャルスタジオを経営する人はいません。エディトリアルカメラマンはいません。でも受講者に、概略を教授することはできます。受講者が一定の知識と見識を持つことを前提に、全体を把握するように教えることはできます。職業写真家の個別ジャンルへいくための入り口を作ってあげることはできます。

カリキュラムは、このように個別のニーズに合わせた指導をおこなうことで、あとは受講者のステップアップを見守るシステムです。

 
環境にやさしい暗室実習 フィルム現像法 2006.7.4実施


   

京都写真学校/写真ワークショップ京都の7月テクニカルレクチャーは、暗室実習です。近年の地球環境保護機運の高まりによって、従前の処理現像薬品が環境汚染してしまうと指摘されています。
テクニカルアドバイオザー里博文氏考案の環境にやさしい現像法(HB-N2方式)に基づく実習を世界初公開として実施されました。
☆HB-N2 標準フィルム現像法


記事4 写真をめぐる評論

写真がおかれた現在は・・・写真家の対処法(1)
 
-デジタル時代のオリジナルプリント-

デジタル写真が主流となった現在、写真をめぐる環境が大きく変わってきています。
ここでは、写真のオリジナルプリント制作を軸にして、ふたつの領域を考えてみたいと思います。そのひとつは、発表のしかたです。もうひとつは、写真の作り方です。発表のしかたと作り方は、相互に関連する内容のものだと考えていますが、便宜的にここでは二つの領域にわけてみて、発表のしかたに的を絞って、考えてみたいと思います。


  
 
オリジナルプリント/ギャラリー ・DOT ファインアートコレクション

デジタル写真が開発されなかったころは、フィルムによる制作がほぼ全てで、フィルムをベースにした制作に拘束される格好で、印画紙に写し取って、公表・発表するということが必然でした。1980年ごろから、オリジナルプリントという概念が普及しだして、印画紙等に焼き付けられた写真を、作品として売買することが始まりました。また、売買を直接の目的としないとしても、ギャラリー等で写真を展示するという方法で、発表されてきました。

フィルム時代の写真のあり方として、写真印刷原稿としての商業写真、写真館での記念写真、それに作品としてのオリジナルプリント写真。大きく分けて、この三つのあり方があります。この三つのあり方の内、印刷原稿としての写真は、デジタル化に移行することによって、印刷装置ともども、デジタル対応になり、ほぼ完全なまでにデシタル化に移行しています。また、写真館での記念写真は、写真館じたいが商売なりがたくなって、一部、結婚記念写真等に残っているものの、おおむねデジタル化に移行しています。

このような時代の流れに沿って、写真作家や写真表現を試みる人びとの現状はどうかといえば、フィルムに固守する人、デジタルへ移行する人、フィルムとデジタルの両方を使う人、この三者になります。現在は、フィルムがデジタルデータ化され、デジタルデータがプリントされる相互互換の時代です。そうして、フィルム用カメラが生産中止になり、印画紙が製造中止になろうとしている時期です。いわば過渡期の時期だといえます。

作品発表の場は、現在、二つの領域があります。一つは、ギャラリー等の壁面にプリント写真を展示する方法です。もう一つは、インターネットに代表されるデジタルネットワーク空間にスペースを持って、写真を展示する方法です。デジタルネットワーク空間のスペースに、カメラメーカー等が提供するギャラリー空間があり、ポータルサイト運営者が提供するギャラリー空間があり・・・等々、膨大な写真展示場が整備されつつあります。

映画館の時代からお茶の間テレビの時代へ移行した映像空間を例にとれば、写真におけるギャラリー等空間は映画館に類せられ、デジタルギャラリー空間は、お茶の間テレビに類せられます。写真をめぐる環境が、大きく変化している現状に、
写真制作を目的とする作家たちは、どのように対処したらいいのか。これが、この場でのテーマです。そこで筆者の見解を述べるとすれば、オリジナルプリントは有効である、との立場をとります。数十年後の生活空間がどのように変化するかは未定です。オリジナルプリントは、コレクションされ、生活空間に置かれる具体的なプリントとして、現在的な生活空間としては、有効であると考えているのです。

-写真作品制作者のあり方論-

オリジナルプリント制作を行為の中心とされる制作者においては、フィルム写真の領域を極める必要があると考えています。カメラ操作については、最新の35ミリフィルムカメラに留まらず、大型カメラまでを扱い、銀塩、非銀塩を扱い、その中から表現目的にあった器材と材料を組み合わせて使うというふうにしなければいけないと、提案します。

●モノクロフィルムによるオリジナルプリント制作は、完全手作り制作が望ましい。
●カラーフィルムによるオリジナルプリントは、カラー処理行程じたいが工業生産過程なので。撮影以外は、専門ラボ等に委ねることになる。手作りできれば、なお良い。
●デジタルカメラによるデジタルデータの写真は、オリジナルプリントとしても有効です。ただし、現在のデシタルデータを紙に転写して、従前のオリジナルプリント概念に組み入れるには、まだ機器の工業技術的完成度が未熟(注:フィルムと比較して)だっと認定せざるを得ない現状なので、むしろデジタルネットワーク展開を中心に置くことが望ましい。

上記のように三つの手法を使って、プリントをつくることができますが、将来的見解のなかで、オリジナルプリントは、手作り優先で制作する方向へと行き着くのではないかと、予測しています。

 2006.7.16 nakagawa shigeo

記事5 食と農園のネットワーク

自給自足に向けて

食べることは、生命維持の基本です。世界はグローバル化の流れにそって、食べものが資本の手によって集中管理され、世界均一化に向かう時代となっています。スローフード運動にも見られるように、食料の地域生産、自給自足をめざすことが、なにかと話題になっています。
「地産地消」という熟語が流布されていますが、これはローカルな地域内で生産し、消費するということです。

むくむく通信社が態度表明するとすれば、この「もうひとつの食ネットワーク」を進めていくための情報を集め・発信していきたいと思うところです。

編集後記
季刊むくむく通信第10号の発行です。当初2006年7月1日発行の予定が、若干遅れてしまいました。その原因は、編集発行人中川の興味領域が拡大し、新しい領域へ移行しはじめたためです。むくむく通信社では、政治経済社会と直接関連することのヘッジを記事の対象としています。この観点からいうと、今は啓蒙の時期であり、その概略・表皮を紹介することを、編集目的にしています。編集発行人が、より個人の内面へと向ける視点を確保したいと目論んで、具体的に作業を開始しているからです。とはいえ、季刊むくむく通信の発行を止めるつもりは毛頭ありません。現在、なにしろ個人プレーだから、できれば共同制作にしたいと考えています。ああ、無理かな~!
2006.7.17 中川繁夫


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季刊むくむく通信 第9号

2006年春号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2006年4月1日発行 2008.3.10修正

新しい生活スタイルの情報を集めて紹介・批評などをおこなっていきます
生活情報・アート情報・写真情報・文学情報・農業情報・その他諸々

目次
むくむくの話題
記事1 京都農塾たより
記事2 まるエコ塾の話題
記事3 通信と通学で学べる写真学校の話
記事4 石窯つくり
記事5 食と農園のネットワーク
  
お届けします、季刊むくむく通信第九号です。 2006.4.1

むくむくの話題

こんにちわ!いかがお過ごしですか、今日は2006年3月24日です。
この季刊むくむく通信を発行しはじめて2年が経ち、第9号の編集にとりかかっています。
この2年間を振り返ると、いくつもの成果があったように思っています。


 
 
京都・平野神社の桜 (C) nakagawa shigeo

あい写真学校が開校し(2004年4月)、写真ワークショップ京都が開校し(2005年4月)、まるエコ塾が開校(2005年12月)しました。
学校機能は、あたらしい時代を担うヒトの、あたらしい価値観をつくるシステムとして、重要視していることです。

生産の現場も、京都農塾を中心に体験してきたことですが、あらたにまるエコ塾にて、お米つくりプロジェクトも始まる計画になってきています。

発信機能は、むくむく通信社をベースに、ホームページやブログを中心に発信しています。それに交流の現場を取材し、記事にしていくのですが、最近はちょっと集中できない状況にあります。

なぜ、こんなことをしているのか、自分でもその理由を明確にしたいと試みているところです。大きな視点で捉えて、グローバル化という流れがあります。このグローバル化がもたらすヒトの心のありかたに、疑問をもっていて、そうではないシステムを模索しているわけです。ローカル化と個別化です。

 記事1 
京都農塾たより

農場の写真アーカイブス目次です。
京都農塾は、有機の会とNPO京都自給ネットワークが主宰している農学校です。
開塾場所は、京都府船井郡園部町天引というところです。
共同で農作業や採れたて野菜で料理ををすることで、スローライフを実現していこうとの試みがあります。
家族での参加、夫婦での参加、単独参加、参加のかたちはいろいろあります。楽しみで農作業をしようとするひとがいれば、農業者を目指すひともいる。
開塾から三年を経て、ようやくひとつの形が出来てきたところです。

記事2 まるエコ塾の話題


記事3 通信と通学で学べる写真学校の話

 写真学校/写真ワークショップ京都。   
京都写真学校のHP

    
 
写真ワークショップ京都のゼミとテクニカルレク風景

2004年10月にプレ開校し、2005年4月から始まった写真学校/写真ワークショップ京都。
後半に入り、参加メンバーも固定してくるなかで、研究生たちは、写真表現のために必要な技術と考え方を学んでいます。プレゼンテーションのためのフォトフォリオつくり、非銀塩写真(サイアノプリント)とデジタル技術の応用など、高度な技術を学ぶテクニカルレクチャーと、西欧文化や東洋文化の研究をベースに、写真のテーマを導き出すゼミで、研究生たちはそれぞれに取り組んでいます。
2006年度は2年目になり、内容の見直しなどもおこなったカリキュラムで、開校されます。

記事4 
石窯つくり

記事5 食と農園のネットワーク

L’EXPO(レクスポ)の話題です。
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2006年2月25日~26日、デイリパ京都パルホールにて、レクスポが開催されました。スローライフの未来を展示する、スローライフの展覧会として、最初の開催でした。健康や環境を重視するなかで、新しい価値観を見つめる人たちのイベントです。有機無農薬野菜やオーガニックな身のまわり品を扱うお店が出展しています。講演会、パネルディスカッション、ワークショップなどの催しもあり、なかなかの賑わいでした。
レキスポ第二回目の具体的な企画は、まだこれからですが、継続的に開催されることで、その価値がみえてくるものと思います。

編集後記
季刊むくむく通信も3年目を迎えて第9号となりました。HPの場所も変えて、編集しやすくしました。目下、主宰者中川が、取材と記事を担当しています。主宰者の周辺に起こる、身近な出来事を中心に、その時々の記録をしています。
 いくつかの具体的な現場が作られてきて、季刊むくむく通信にあてる時間も少なくなってきています。
 編集作業は、3ヶ月単位で、断続的に記事をアップしていく手法をとっています。
 第9号は、出来事の紹介が中心となっています。その裏づけ評論などが手薄になってしまいました。
 ともあれ第9号(2006年4月1日発行)が若干遅れましたが、ここに発行済みとします。
2006.4.10 nakagawa shigeo

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むくむく通信 VOL 008

2006年冬号
編集発行:むくむく通信社 発行人:中川繁夫
2006年2月1日発行
新しい生活スタイルの情報を集めて紹介・批評などをおこなっていきます
生活情報・アート情報・写真情報・文学情報・農業情報・その他諸々
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季刊むくむく通信 2006年冬号
目次
むくむくの話題 この2年間の出来事
記事1 京都農塾たより
記事2 まるエコ塾の話題
記事3 通信と通学で学べる写真学校の話
記事4 石窯つくり
記事5 食と農園のネットワーク
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むくむくの話題
この2年間の出来事

   
写真ワークショップ京都の記念写真
むくむく通信第8号です。早いもので第一号を発行してから2年近くが過ぎました。
むくむく通信社まわりで、この2年間の出来事を見ると、
通信制で「あい写真学校」が開校し、通学制の「写真ワークショップ京都」が開校しました。
直近の12月1日には「まるエコ塾」なるものが開塾しました。
また、あい農学校の枠組みを作る中、京都農塾への参加(中川個人)があります。
お米を作ったり、野菜を作ったりの体験とノウハウを積んでいるところです。

綜合文化研究所をネット上で設立したのが2004年4月です。
この綜合文化研究所のコンセプトとして書き記した内容の実践として、
現場を作っていくことに力を注いできたと思っています。
そして、形を作っても中味が無い、このようにも思っています。
いよいよ中味つくりの段階に入ってきたと思っています。

京都地域文化研究所を設立していますが、これはグローバル化に対置するローカル化です。
文化研究という枠は、政治経済に重なる研究ですが、
社会と個人の関係を捉えて、文化総体を捉え直すことにあります
個人が表現できる領域を拡大していくことも想定しています。

日毎に使いやすくなるネット環境でもあります。
ブログが盛隆してきています。
むくむく通信社の枠組みは、ブログを使いこなすことにもなってきています。
情報発信ツールとして、紙媒体は使わず、ネット展開を試みています。
大きな資本に対抗するなんていえば大袈裟ですが、
管理されたなかとはいえ、それを承知で、対抗軸を立てようと考えているのです、が・・・
結局は、主宰者中川の個人プレーになっていることに、ちょっと苛立ちを感じているところです。
2005.12.6 nakagawa shigeo

記事1 京都農塾たより

京都農塾たより

京都農塾は開塾から3年目、京都の園部・天引で開塾されています。
京都、滋賀、大阪で日常は都会生活をしているメンバーが、集ってきています。
家族での参加、農業専業を目指す若者、学生、悠々自適の生活者・・・。

栽培している野菜や稲は、有機肥料で無農薬栽培を原則としています。
主宰は「京都有機の会」と「NPO法人京都自給ネットワーク」
自給自足を考える一環として、共同で良質な農作物を作るノウハウを学んでいます。

 

 
京都農塾の作業日 2005.11.26

記事2 まるエコ塾の話題

びわこほっと・まるエコ塾

2005年12月1日、まるエコ塾が開塾しました。
2005年度は暫定開塾で、写真と文章を学ぶ地域ジャーナリスト塾。
滋賀県大津市、浜大津駅前のNTT滋賀支店の一室を借りての開塾です。

 
2005.12.1 まるエコ塾の開塾

 
2005.12.8 第一回まるエコ写真塾

びわこほっと・まるエコ塾のご案内

滋賀県が主導する「湖国まるごとエコ・ミュージアム」プロジェクト。
その一つにある<情報BOXプロジェクト>の一環で開塾されています。
まるエコ塾では、エコロジーな生活環境を創っていくためのノウハウを学びます。
塾生は登録制、自分のライフサイクルを創りだすプロセスです。

今回の塾は写真塾と記者塾の合同塾です。
ここでは、写真と文章で自分を発信していくツールを手にいれます。

これから始まる<まるエコ塾>には、はたけ塾、料理塾など食べ物生産。
文学や芸術領域の知識を得る塾など知的生産。
いろいろな企画が目論まれています。

新しい時代の新しい学びのシステムを実践していく<まるエコ塾>です。

記事3 通信と通学で学べる写真学校の話

京都写真学校/写真ワークショップ京都

京都写真学校 は、写真表現を学ぶ学校です。
写真表現とは、自分のことを写真を使って表現することです。
デジタル写真時代にふさわしい「表現の方法」と「発表の方法」を考えます。
 京都・下鴨にあるギャラリー・DOTで開校されている少数制でマンツーマン方式の学校です。

 

 
写真ワークショップ京都のゼミ風景 2005.11.6~2005.12.4


メイン講座は、2005年4月から開講された綜合ゼミコース。
初心者の人が技術と理論をステップアップ方式で学べるカリキュラムです。
通信と通学で写真表現を学んでいきます。
登校は月2回、通信ではチャットを中心に回数は無制限です。
経費は最小、内容は高度なところまで、常識概念を打ち破っていきます。

記事4 パンの石窯つくり

パンの石窯つくり

スローライフや食の問題を考える人たちで、石窯つくりが行われています。
パンやピザを焼く<石窯>です。
京都・亀岡にある赤熊自然農園の一角で、有志が集まって作っています。
2005.11からは、小麦を栽培することも行われています。
その主宰者は、菱川さん夫婦です。
石窯をつくる目的は、人が集まり、交流が始まっていくことだといいます。

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石窯つくりの記録 2005.5.6~2005.12.17

2005年5月からはじまった石窯つくり。
基礎を固め、ブロックを積んで土台をつくり、その上に耐火煉瓦を組みあげていきます。
写真は、基礎つくりから耐火煉瓦が積み上がったところまで。
2006年春の完成予定です。

記事5 食と農園のネットワーク

食べることの自給自足について

食べることは人の生存にとって必須条件ですよね。
この食べ物について、いろいろな問題が提起されています。
その一つが、食ビジネスのあり方やファーストフードのあり方です。
数年前には、スローフードのムーブメントが移入されてきました。
それと呼応するようにルーラルライフのムーブメントが起こってきています。
ローカルエリア・ネットワークと自給自足のムーブメントです。

 
赤熊自然農園にて 2005.12             京都農塾にて 2005.10

スローライフ、地産地消、環境にやさしい・・・
いろいろと流行語のようにしてあたらしい言葉が生み出されてきました。
食べることの根本を見直してみようというのが、根底にあります。

その上で、個人の生き方に着目しているのが、綜合文化研究所とむくむく通信社です。
あたらしいライフスタイルを自分のものにする。
それが目的です。

グローバル化とは、資本の集中化だと理解しています。
資本の集中が個人にもたらす結果は、個人をいっそう拘束していくことになる。
労働は必要だけど、心をがんじがらめにしてしまう。
それに競争に勝つことだけが優先される価値観です。

そのことから開放されるためには、自ら生産する必要がある。
このように考えているのです。
食べることの自給自足とは、心の開放につながると仮説しています。
2006.1.14 nakagawa

編集後記

西暦2006年です。この季刊むくむく通信の創刊から2年が経ちました。
そのつどの情報をまとめて、第八号の発行です。
インターネット環境も日々変化しています。
情報発信ツールは、最近、ブログが隆盛してきています。
この季刊むくむく通信の必要性は、今現在も変わらないと自負しています。

現在使用のソフトは、ninjya2003です。
むくむく通信社の記事容量が多くなって、どうも使い辛い。
第九号からは、ヤフージオシティで立ち上げているHPに移す予定です。
 季刊むくむく通信 こちらの方です。

発信情報は、ハード環境に依存します。
ハード環境は日々変化していきます。
むくむく通信社では、ハード環境を駆使しているので、必要により組みなおしをしていきます。
よろしくお願いします。

206.1.14 nakagawa shigeo

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