自然の方へ 2006.5.20~2006.6.12
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<田んぼの風景>

自分が食べるお米を、自分で作る。自給自足と言うのだそうですが、農家でもない限り、そんなことは、できないこと。そう思っていたんですけど、オーナー制田んぼ。昨年から始めて2年目になります。

つまり、田んぼを貸してもらって、自分が食べるお米を、自分でつくることが出来るようになった。自分でつくることが出来る、とはいっても、田植えから稲刈りまでの全てを、自分でするというのではありません。

1反を四人で借りている。京都農塾のメンバーです。土地所有者の方から、無償貸与していただいて、お米を作っているのです。この田んぼの場合、減農薬栽培です。最初に除草剤をまいて、その後は農薬散布はしません。田植え、稲刈り、収穫後の保管などは、地元の専業の方のお世話になっています。

この一反の田んぼで、収穫するまでに諸経費が12万円ほどかかります。四人で割って一人3万円ほどです。収穫は480キロを目安にしていて、一人120キロです。いま米の消費量は、年間ひとり60キロといわれています。だから、二人分の収穫です。市場で買うより、かなり安いことになります。でも目的は、安く手に入れるということではなくて、自分の食べるお米の生産そのものに関わるということです。自給自足の始まりです。
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<自然農ということ>

自然農の特長は、ハタケや田んぼを耕さない、農薬や化学肥料はやらない、草(雑草)や虫を敵としない、ということです。別の観点からいうと、土を生かす農法、いのちを生かす農法だといえます。

このような定義をしたうえで、自然農による田植え、を体験しています。場所は滋賀県にある安土町。安土(あづち)といえば、ええ、安土桃山時代なんて時代区分されるときの、その安土です。つまり織田信長が、お城を築いた場所です。この安土には、ヨシ原がひろがる西の湖(琵琶湖の内湖のひとつ)があります。この西湖に面した場所に、自然農による田んぼ実験が始まったというわけです。

約一反(約300坪、約千㎡)を確保した田んぼの一角で育てた苗を、一本ずつ植え込んでいきます。一本植えです。もちろん手植えです。なにを言おうとしているかといえば、機械を使わない、ことを強調したいわけです。人力です、ヒトの労働力です。効率化、高収穫とかの尺度で測ったら、とんでもない低効率、低収穫だといえるので、一笑されてしまうことかも知れないですね。

ああ、もう発想と価値観の大変換をやらないと、理解するのが無理な世の中でしょうね。でも、自然農の取り組みは、飛躍しちゃいますが、ヒトが幸福になれる方法かも知れないです。いいえ、幸福(満たされた心)になるためのツールだと仮説しているのです。また、追ってここにお知らせしていきます。
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<石窯がほぼ完成 2006.4.24>
    
グループでパンを焼く石窯を作っておりますが、1年越し、ようやく、ほぼ完成にいたりました。火入れをおこない、もう窯自体は出来上がっているんですけど、外壁が赤土(粘土)で固めただけなので、どんな装飾がいいかなぁ、ってみんなで考え中というところです。

石窯をつくるプロジェクトだったのが、石窯を囲んでパンをつくるプロジェクトに変わります。月に一度程度集まって、ここでパンを焼くんです。ところで、最終、ここで小麦を栽培し、酵母を起こし、パンを焼くことを計画していて、全て自給自足で、やろうというのが目標です。

いまの時代に、食のことや環境のことなど、いろいろと見えてくるんですが、いい悪いは、言わないですが、手作りっていうのは、ボクは好きだし、推奨したいです。石窯を作った場所は、京都・亀岡にある赤熊自然農園の敷地です。
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<ふきのとう>
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豪雪だった冬のせいで、雪解けが遅れてしまいました。
ようやく雪が融けた地面から、ふきのとうが花芽をだしておりました。
春一番の山菜のかおりです。

ふきのとう-蕗の薹-は、野蕗の花芽です。
てんぷらにすると苦味が少なくなります。
でも、保存もきく「ふきのとう味噌」にして食べるのが美味しいです。

ふきのとうを水洗いして、ボイルして、水に晒して、味噌と炊きます。
味噌はしろ味噌でもいいし、田舎味噌でもいい、手前味噌でいいです。
お酒、味醂、お砂糖なんかを好みで加えて煮込んでもいいですね。
自然の恵み、ふきのとう。

<つくし>
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つくし-土筆-が地表からにょきにょきと萌え出てくる季節です。
つくしは<土筆>という漢字を当てます。
土の筆、土から突き出た筆、まさにそういう姿です。
つくしは、痩せた土地に群生しています。
つくしの親はすぎなです。
すぎなは野草茶として使えます。

つくしの料理法は、はかまを取ってあげて、湯がくだけです。
ポン酢、ゴマ醤油などをかけて食べます。
春の山菜、つくしです。

<のふきとみつば>
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今の時期、山に入ると山菜が採れます。ボクの家には、山菜が生えていて収穫できます。今の時期なら、野蕗とミツバが旬です。まあ、自宅の庭で採れるから、ラッキーといえばラッキーですね。
ところで、山菜採りが流行っています。都会に住む人たちが、自家用車で山へ行って、山菜を探して採ります。自然派生活を満喫するために、自ら採取しに出かける、というものです。

でもね、どうなんでしょ、いうなれば他人が所有する土地へ入って、山菜採り。それも片っ端から、根こそぎ採ってしまう。なんのことはない、盗人するわけで、根こそぎ採っていくから、だんだんと採取できなくなる。
あまりよろしくないことが、まま起こっているのです。