ぼくの写真史-13-
  2005.5.9~2005.11.12
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<デジタル写真で・・・>

デジタルカメラを手にして2年がたった。一昨年の9月にパソコンを買い、10月にキャノンのデジタルカメラを買ったんです。それからボクの写真撮りが、はじまったってわけです。9月に入って、この2年間の写真の整理に入っています。

http://www.geocities.jp/nakagawasense/info02.html
ここのページに集約して、アルバムが見れるようにしています。昨年の春から、写真評論をやりだして、HPに載せています。

あい写真学校のテキストを書くのが、目的だったわけですが、相当にスピードアップして、内容の精査なしで書き付けたって感じなので、再び、ゆっくりと精査しながら書いていこうと思っています。

IMIをやめて丸3年です。次の展開をどうしょうと思う中で、新しい写真学校を創りだす、という手段を考えた。回りまわって、「あい写真学校&写真ワークショップ京都」のフレームになったわけですが、次は中味をどう詰めていくかというところです。

ライフワークとしての 総合文化研究所 の枠組みがあります。

自分の生き方の研究!これが大きなテーマです。そっから少しずつ細部を見つめて、実践していきたいと思っています。そして今、この2年間に撮った写真をまとめる作業をしています。

<デジタルカメラを使うようになって思うこと>

その処理スピードとか、コストパフォーマンスとか、撮影領域とか、フィルムでは考えられないような事態が起こってしまいましたね。具体的に書き連ねてみます。デジカメで撮った写真データをパソコンに取り込んで、すぐさまホームページ等へアップすることが出来る。このスピード感ですね。

フィルムを使っていた体験でいうと、撮影後、現像処理をして、紙に焼き付ける。釜ヶ崎取材をやっていた1970年代の終わりごろ、約30年前の話です。処理の第一日目は、フィルム現像です。第二日目はフィルムの密着焼きです。そうしてプリントする駒を選び出す作業が第三日目あたりです。第三日目には、キャビネの大きさでプリントします。そこから数枚を本焼きするんですが、この作業って、もう撮影から第五日目あたりです。

こうして写真を作っていた頃から見れば、デジタル処理ってのは、撮影後直ぐにパソコンに取り込んで、大きく見ることができるわけです。ボクの今のテンポでいえば、撮影後データを取り込んで、翌日には駒のセレクトをします。こうしてファイルにセレクトした写真を、そのつど使っていくわけです。

コストパフォーマンスで言うと、ランニングコストがほとんどゼロに近いです。ボクの場合だと、ホームページへのアップですから、カメラとパソコン一式の初期投資だけです。フィルム使用時代、毎月十万円程度を使っていたわけですから、もうメチャ安、ローコストです。

それからプライベートな写真が、自己処理できることがあげられます。第三者をとおして処理する必要が無いデジタルですから、プライベートな写真を作ることができる。
デジタル時代になって、写真をつくる道具が、飛躍的に使いやすくなった。デジタル信号だから、フィルムのように物質感はありません。フィルムに慣れてきた人には、この点が不安な要素だと聞きますが、それは割り切りようですね。

最近の動向>

ちょっと疲れ気味だといえば、そのようにも思える最近です。なんてことない、やりすぎなんよ、何でも飛びつくから・・・でもさ、何でもやりたい気持ちもあるんだから、その気持ちに任せていけばいいんじゃないですか、ね。

写真の仕事、これを最重視していかないといけません。これが中心となる感心事の系ですから、ここから逸脱してはいけません。とはいえ、作家しようと思って、取材に入っているんだから、ね。写真ってのは、被写体が必要なんだ。
その被写体との遭遇を求めているんです。

とはいえ、そればっかりjじゃ~ないんです。実のところはね。ブログをに書く何のために書くのか。生徒を呼ぶためだ。写真学校の生徒募集が最優先の気持ち!だから、この最優先から逸脱していくから、疲れるんかも知れないね。

小説も書いてる。これが中心になってるかな~!小説、書いても、金にならない、欲求満たすだけだから・・・そんなこんなで、過去とはおさらば、こんどこそ!